富士山 山開き 2025
開山日・ルート別スケジュール・準備ガイド

毎年7月、富士山の登山シーズンは「山開き」とともに幕を開けます。2024年の実績データをもとに、ルート別開山日・新規制・入山予約の方法・開山直後に登るためのベスト戦略を徹底解説します。2025年情報は発表次第更新。

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2024年 山開き:ルート別開山日・閉山日まとめ

富士山には主要4ルートがあり、それぞれ開山日・閉山日が異なります。以下は2024年シーズンの実績データです。2025年の日程は山梨県・静岡県の公式発表(例年11月〜翌年5月頃)をご確認ください。

ルート管轄2024年開山日2024年閉山日五合目標高
吉田ルート山梨県7月1日9月10日約2,305m
須走ルート静岡県7月10日9月10日約2,000m
御殿場ルート静岡県7月10日9月10日約1,440m
富士宮ルート静岡県7月10日9月10日約2,380m

※上記は2024年の実績。2025年の正式日程は山梨県・静岡県の公式サイト(富士登山オフィシャルサイト)にてご確認ください。

吉田ルートと他3ルートの開山日に10日の差があるのは、山梨県側と静岡県側で管轄が分かれているためです。吉田ルートは例年7月1日の開山が慣例となっており、山開き神事も毎年この日に行われます。2025年も同様のスケジュールになる可能性が高いですが、気象状況によって前後する場合があります。

— 編集部・山岳ガイド経験者

富士山 山開きの歴史と伝統

「山開き(やまびらき)」は、日本の山岳信仰に根ざした古い習わしです。富士山においては、少なくとも江戸時代中期(18世紀)に遡る記録があり、当時は「富士講(ふじこう)」と呼ばれる信仰集団が全国から富士山に詣でていました。

山開きの起源:富士講と修験道

江戸時代、富士山は単なる山ではなく「神の山」でした。富士講の信者たちは、冬の間は山を「お休み」させ、山の神に一定期間の休息を与えるという考え方を持っていました。そして夏の解禁日=山開きの日に初めて入山を許可されるという儀礼が根付きました。この習慣は明治時代以降も継続され、現代の行政的な「開山日」制度の基盤となっています。

北口本宮冨士浅間神社の開山祭

現在も毎年7月1日、山梨県富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社では「開山祭」が厳かに執り行われます。神職による祝詞奏上、火焚き神事などが行われ、全国から参拝者が訪れます。この神事が終わると、同日より吉田ルートの登山が解禁されます。静岡県側の富士宮口では、富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)で7月10日前後に同様の開山神事が行われます。

2013年 世界文化遺産登録以降の変化

富士山が世界文化遺産に登録(2013年)されてからは、登山者数が急増し、環境負荷・安全管理の問題が顕在化しました。「弾丸登山(夜間の無計画な登山)」「ゴミ問題」「登山道の渋滞」など、多くの課題に対応するため、山梨・静岡両県は相次いで規制を強化。2024年シーズンからは入山通行料の義務化・予約制度・1日入山人数上限などの新制度が導入されました。山開きの意味は、信仰的な伝統から環境保全と安全管理を兼ね備えた現代的な制度へと進化し続けています。

✎ コラム:山閉じ(閉山)も儀式 山開きがあれば、山閉じ(閉山祭)もあります。9月上旬、シーズン終了とともに再び神社で閉山の神事が行われ、山を「冬眠」させる儀礼が執り行われます。このページの後半で閉山についても詳しく解説しています。

ルート別 山開きスケジュール詳細

4つの主要ルートはそれぞれ特徴が異なります。開山タイミングと合わせて、ルートの特徴も確認しておきましょう。

⛰ 吉田ルート(山梨県)

開山:7月1日

  • 最も登山者が多い(全体の約55%)
  • 山小屋の数が最も多い(御来光に最適)
  • 五合目(2,305m)からのスタート
  • 2024年より入山通行料2,000円・予約制導入
  • 1日の入山上限:4,000人
  • 夜間通行止め:午後4時〜翌午前3時(2024年)

⛰ 富士宮ルート(静岡県)

開山:7月10日

  • 五合目の標高が最も高い(2,380m)
  • 距離が短く急勾配(健脚向け)
  • 山頂まで最短ルート
  • 山小屋はやや少なめ
  • 2024年:入山通行料1,000円(任意→義務化検討中)
  • 1日入山制限:なし(2024年時点)

⛰ 須走ルート(静岡県)

開山:7月10日

  • 吉田・富士宮に次ぐ人気
  • 8合目以上で吉田ルートと合流
  • 樹林帯が長く、自然豊か
  • 砂走り(下山専用道)が爽快
  • 五合目標高:約2,000m
  • 比較的静かで初中級者向け

⛰ 御殿場ルート(静岡県)

開山:7月10日

  • 4ルート中最も距離が長く標高差も大
  • 五合目標高が最も低い(約1,440m)
  • 山小屋が少なく上級者・健脚者向け
  • 最も人が少ない(静かな登山を好む人向け)
  • 大砂走り(下山)が名物
  • 2泊以上での計画が理想

初めて山開き直後に登るなら「吉田ルート」がおすすめです。7月1日の開山と同時に山小屋も営業を開始し、道標・ガイドロープも整備されています。ただし4,000人/日の入山制限があるため、開山日当日を狙う場合は予約を急いでください。富士宮ルートは開山が10日後ですが、その分整備が完全に整った状態で登れるメリットがあります。

— 編集部・山岳ガイド経験者

2024年の新規制:入山料・予約制・通行止め

2024年シーズンは富士山登山規制の転換点となりました。長年の課題だった「弾丸登山」「オーバーツーリズム」に対応するため、山梨・静岡両県が踏み込んだ規制を導入。登山者は事前にしっかり把握しておく必要があります。

入山通行料(山梨県・吉田ルート)

項目2023年まで2024年〜
入山通行料任意(保全協力金1,000円)義務:2,000円/人
支払い方法現地ゲートのみオンライン事前予約 or 現地
予約の要否不要オンライン予約推奨(混雑時必須)
1日入山上限なし4,000人/日
夜間通行止めなし午後4時〜翌午前3時(ゲート閉鎖)

夜間通行止め・弾丸登山対策

2024年7月より、吉田ルート五合目に「登山ゲート」が設置されました。午後4時から翌午前3時まで通行を禁止。これにより夜間に麓から一気に山頂を目指す「弾丸登山」を物理的に防ぐ措置が取られました。なお、日没前に五合目を出発した登山者(山小屋宿泊者など)はゲートが閉まる前に通過しているため規制の対象外です。

⚠ 4,000人/日制限の実態 2024年シーズンの運用では、週末・祝日・お盆期間中には開山初日や人気日が上限に達するケースがありました。上限到達後は当日の新規入山が事実上不可能になります。旅行日程が固定されている場合は、必ず事前オンライン予約(fujisan5go.jp)を完了させてから出発してください。

静岡県側3ルートの規制(2024年)

須走・御殿場・富士宮の3ルートについては、2024年は入山通行料が1,000円(任意)のまま据え置きとなりました。ただし静岡県も独自の検討を進めており、2025年以降は義務化・上限設定が導入される可能性があります。最新情報は静岡県の富士山登山公式サイト(fujisan-climb.jp)で確認してください。

2025年の規制見通し

2024年の新規制は全体的に好評(登山者の質の向上、死亡・救助事故の減少)で、山梨・静岡両県ともに継続・強化の方針を示しています。2025年シーズンでは、静岡県側3ルートへの入山通行料義務化や予約制の拡大が検討されています。2024年11月〜2025年3月の公式発表に注目してください。

山開き前に準備すべき5つのこと

「7月1日に登りたい」「開山直後の空気を味わいたい」という計画なら、準備は4〜5月から始める必要があります。以下のチェックリストに沿って準備を進めましょう。

➀ 入山予約・通行料の手配

吉田ルートを利用する場合、山梨県の公式サイト(fujisan5go.jp)からオンライン予約が可能です。開山日(7月1日)の予約は、解禁直後から埋まり始めます。4月に入ったらサイトを確認し、希望日が解禁され次第すぐに予約しましょう。

➁ 山小屋の予約

開山直後(7月第1〜2週)でも、人気の山小屋(八合目付近の太子館・元祖室・富士山ホテルなど)は早期に満室になります。1泊2日の登山を計画している場合、山小屋の予約は登山の2〜3ヶ月前(4〜5月)を目標にしてください。各山小屋は公式サイトまたは電話で予約を受け付けています。

➂ ツアーの予約

ガイド付き登山ツアーを利用する場合も同様です。開山初日・開山週のツアーは4月〜5月に完売することも珍しくありません。山小屋・入山許可がセットになったツアーを選べば、複雑な個別手配が不要です。

➃ 装備の準備・点検

開山直後の7月上旬は、8月に比べて気温が低く(山頂付近で-5〜5℃)、残雪が登山道に残っていることがあります。防寒具・防水レインウェア・チェーンスパイク(軽アイゼン)の準備を例年より念入りに行いましょう。特に吉田ルートの8合目以上は残雪が残るケースがあります。

➄ 体力作り

富士山登山は日常的な体力が前提です。3〜4ヶ月前から週2〜3回の有酸素運動(ジョギング・登山・階段歩き)を習慣にしましょう。東京近郊なら高尾山・陣馬山・丹沢塔ノ岳などへの「慣らし登山」が効果的です。ガイド付きツアーでも体力不足は高山病リスクを高めます。

💡 開山前日の「前夜祭」 富士吉田市では、山開き前日(6月30日)に「吉田の火祭り前夜祭」に相当する行事が行われることがあります。開山前夜に現地に宿泊し、朝一番に登山を開始するプランも人気です。富士吉田市内の宿は6月30日〜7月1日は早めに満室になります。

装備チェックリスト(山開き直後登山版)

アイテム理由必須度
チェーンスパイク(軽アイゼン)7月上旬は8合目以上に残雪の可能性★★★★★
ダウンジャケット山頂気温は真夏でも5℃以下、7月初旬は-3℃も★★★★★
防水レインウェア(上下)午後の突然の雨・風に必須★★★★★
ヘッドランプ+予備電池御来光登山は必須。突然の暗さに備える★★★★★
登山靴(ハイカット)残雪・岩場・砂礫に対応できること★★★★★
サングラス・目出し帽紫外線と風対策★★★★☆
水2L以上山小屋は開業初期は在庫が限られる場合も★★★★☆
現金(1万円以上)山小屋・トイレ・緊急時。カード使用不可多い★★★★★

開山直後(7月第1週)vs ピーク期(8月):徹底比較

「山開き直後がいいのか、賑やかな夏のピーク期がいいのか」。どちらにもメリット・デメリットがあります。自分のスタイルに合った時期を選びましょう。

比較項目 開山直後(7月1〜10日) ピーク期(8月1〜20日)
混雑 少ない(特に平日) 非常に混雑。登山渋滞あり
山小屋の空き 比較的取りやすい 2〜3ヶ月前でも満室になることあり
気温(山頂付近) -3〜5℃(残雪あり) 2〜8℃(比較的暖か)
天候の安定性 梅雨末期のため不安定 梅雨明け後で安定(台風注意)
残雪 8合目以上に残る場合あり ほぼなし
山小屋サービス 開業初期のため一部制限あり フル稼働
ツアー選択肢 やや少ない 最も多い
写真映えの景色 雪と新緑のコントラスト 緑豊か・晴れ率高い
御来光の渋滞 少ない 山頂付近で大行列になることあり

経験者からのアドバイスとして「初登頂を目指すなら7月下旬〜8月第1週の平日」が最もバランスが良いです。梅雨が明け天気が安定し、まだお盆前で混雑が許容範囲内。2回目以降で静かな富士山を楽しみたいなら「開山直後の平日」か「9月第1週」がベストです。

— 編集部・山岳ガイド経験者

予約タイムライン:いつ何を手配すべきか

富士山登山は思い立ってすぐに行けるものではありません(特に開山シーズン)。以下のタイムラインを参考に、余裕を持った準備を進めてください。

時期やること優先度
4月〜5月 ・登山ツアーの比較・予約(開山直後を狙う場合は特に急ぐ)
・山小屋の予約(人気宿は4月から埋まり始める)
・山梨県公式サイトで入山予約システムの確認
★★★★★
5月〜6月 ・装備の購入・レンタル手配
・慣らし登山(高尾山・塔ノ岳・丹沢など)
・入山通行料のオンライン支払い(解禁次第)
・交通(新幹線・バス・ホテル)の予約
★★★★☆
2〜3週間前 ・天気予報の確認開始
・持ち物の最終チェック
・登山計画書の作成(提出義務あり)
・山小屋・ツアーのキャンセルポリシー再確認
★★★★☆
前日〜当日 ・直近48時間の天気・気象警報を確認
・登山計画書を家族・友人にも共有
・五合目着後は最低60分の高度順応
・携帯の充電・現金の確認
★★★★★
📌 山梨県 入山予約の仕組み(2024年版) 吉田ルートの入山予約は、山梨県富士山五合目通行料公式サイト(fujisan5go.jp)から行います。1日4,000人の上限に達すると、オンライン予約ページに「本日分完売」の表示が出ます。希望日から逆算して2ヶ月前には予約を試みることを強く推奨します。なお、予約なしで現地ゲートに来ても、上限到達後は入山できません(2024年実績)。
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山じまい(閉山):シーズン終了のしきたり

山開きがあれば、その対になる「山じまい(閉山)」があります。閉山はただ「登山シーズンが終わる日」ではなく、日本の山岳文化において深い意味を持つ儀式です。

2024年の閉山日

2024年は吉田・須走・御殿場・富士宮の全4ルートとも9月10日(火)が閉山日でした。この日をもって、山小屋・仮設トイレ・安全施設・ガイドロープなどの設備がすべて撤収されます。閉山後の登山道は整備されておらず、悪天候・落石リスクが格段に高まります。

閉山祭(山じまい神事)

吉田ルートの閉山祭は北口本宮冨士浅間神社で9月上旬に執り行われます。神職が山の神に感謝を捧げ、次のシーズンまで山を「お守り」することを祈願します。この神事は毎年厳かに行われており、近年は観光客も見学できます。富士宮口側も同様に、富士山本宮浅間大社で閉山の神事が行われます。

閉山前最終週に登るべきか?

9月第1〜2週は「シーズン終盤のねらい目」でもあります。8月のピーク混雑が去り、気温も比較的落ち着き、静かな登山を楽しめます。一方で天候が不安定になりやすく、特に台風シーズンと重なります。9月に登山を計画する場合は、台風情報と天気予報を直前まで綿密にチェックしてください。

⚠ 閉山後の入山は禁止・強く自粛 2024年より、吉田ルートは閉山後の登山が規制されています(ゲート閉鎖)。閉山後に入山した場合、遭難しても山岳救助が出動できないケースがあります。毎年数件、閉山後に遭難・死亡事故が発生しています。どんな理由があっても、閉山後の入山はやめてください。

オフシーズン(9月〜翌6月)の富士山アクセスと楽しみ方

登山シーズン外でも、富士山の絶景を楽しむ方法はたくさんあります。登山以外の視点で富士山を満喫しましょう。

🚌 五合目観光バスツアー(通年)

吉田口五合目(富士スバルライン五合目)は、冬期の一時的な道路閉鎖を除き通年アクセス可能です。標高2,305mからの絶景、五合目のお土産店・レストランを楽しむ日帰りツアーは秋冬春も人気。東京からのバスツアーは通年運行されています。

🏔 河口湖・富士五湖からの眺望

秋の紅葉(10〜11月)や冬の雪化粧した富士山は、山麓からの眺めが特に美しい時期です。河口湖・山中湖・精進湖などのフォトスポットは、登山シーズン外が最も富士山らしい景観を楽しめる季節。カメラマンにとって「本番シーズン」はむしろ冬です。

☃ 富士山の冬景色と雪の見ごろ

初冠雪は例年10月上〜中旬。その後12〜2月にかけて山頂から中腹にかけて雪が積もります。特に2月の「笠雲」「レンズ雲」は富士山撮影のハイシーズン。富士山麓の各観光地(忍野八海・富士宮浅間大社)と組み合わせた冬の日帰りツアーも多数あります。

🌆 富士山周辺のトレッキング(通年)

富士山に登らなくても、麓の「お中道」「奥庭自然公園」「青木ヶ原樹海」「忍野八海周辺」などのトレッキングコースは通年楽しめます。特に青木ヶ原の溶岩樹海トレッキングはガイド付きツアーが通年催行されており、夏の混雑とは無縁の富士山体験ができます。

富士スバルライン冬期閉鎖スケジュール(参考)

富士スバルライン(吉田口五合目へのメインルート)は、例年12月上旬〜4月中旬まで冬期通行止めとなります。正確な閉鎖・開通日は山梨県道路公社の公式サイトで確認してください。なお、冬期でも富士山周辺の観光地(忍野八海・河口湖・富士急ハイランドなど)へのバスツアーは通年運行されています。

開山週に登るためのプロ直伝10か条

山開き直後(7月第1週)に富士山に登ることを計画しているなら、通常の夏登山よりも一段上の準備が必要です。経験者が実際に役立てているノウハウを10点まとめました。

  1. 予約は解禁と同時に:吉田ルートの入山予約は定員が設けられています。4月中に公式サイトをブックマークして、解禁日にすぐ予約できる準備を。
  2. チェーンスパイクを必ず持参:7月第1週、特に吉田ルート8合目以上には残雪が残ることがあります。軽アイゼン(チェーンスパイク)は必携。
  3. 防寒を1段階強化する:8月の装備をそのまま持っていくと山頂付近で凍えます。ダウン・ネックウォーマー・ウィンドブレーカーを加えてください。
  4. 山小屋の「試運転期間」を知る:開山初日〜3日は山小屋の物資搬入・スタッフ配置が整っていない場合があります。食事・売店の在庫が少ない可能性を見越して、行動食を多めに持参。
  5. 早朝スタートが鉄則:7月上旬は日の出が早い(5時前後)。前日夜に五合目付近の宿に泊まり、深夜〜早朝に出発するプランが最も天候リスクが低いです。
  6. 天気予報は「山頂専用」を使う:Yahoo!天気・気象庁の富士山山頂予報・windy.comを活用。「地上で晴れ」でも山頂は全く異なります。当日予報が「山頂付近の風速20m以上」なら延期を検討してください。
  7. 登山計画書は必ず提出:富士山登山では登山計画書(登山届)の提出が義務付けられています。コンパスアプリか各ルート登山口の提出箱、またはオンラインで提出できます。
  8. 高山病対策はペース管理が9割:開山直後に「誰よりも早く登頂したい」という焦りは禁物。五合目で最低60分の高度順応を行い、登山中は「ゆっくり深呼吸・小股でゆっくり」が大原則です。
  9. 山開き神事を見てから登る:北口本宮冨士浅間神社の開山祭(7月1日早朝)は一般参拝も可能。富士山の歴史を感じながら登山を始めるのは、特別な体験になります。ただし神社から五合目まで移動時間が必要な点を忘れずに。
  10. 下山後の「足湯・温泉」を予約しておく:開山週の登山者は少ないとはいえ、山頂往復後の疲労は相当なもの。下山後の富士吉田市内・富士宮市内の温泉・足湯を事前に調べておくと、帰路が格段に快適になります。
💡 開山初日の「特典」 7月1日の開山日に山頂を訪れると、奥宮(富士山頂上浅間大社奥宮)で「開山記念のお守り」が授与される場合があります(数量限定)。毎年売り切れるため、早朝登山・御来光登山と組み合わせて山頂に早着することがカギです。

よくある質問(FAQ)

2025年の富士山の山開き(開山日)はいつですか?

2025年の開山日は2024年11月頃に山梨・静岡両県の公式サイトで発表される予定です。例年の参考として、2024年は吉田ルートが7月1日、須走・御殿場・富士宮ルートが7月10日に開山しました。このページも公式発表があり次第、情報を更新します。最新情報は富士登山オフィシャルサイト(fujisan-climb.jp)をご確認ください。

山開きの日に合わせて登山を計画しても大丈夫ですか?

開山直後(7月第1週)は混雑が少なく、山小屋も比較的空いています。ただし、残雪や気温の低さ(山頂付近で-3〜5℃)、一部設備が未整備の可能性があります。経験者または装備が充実している場合はおすすめです。初心者は7月下旬〜8月上旬が安全面・設備面で安心です。ガイド付きツアーを利用すれば、開山直後でもプロのサポートで安全に登れます。

吉田ルートの入山予約はどうすれば取れますか?

2024年より吉田ルートは事前オンライン予約制が導入されました。山梨県の公式サイト(fujisan5go.jp)から入山通行料(2,000円/人)を支払うことで予約が完了します。1日4,000人の上限があるため、開山直後のピーク日・週末は早めの予約が必須です。なお予約なしで現地に来た場合、上限到達後は入山できません。2025年の予約システムは2024年の仕組みを継続・拡充する予定とされています。

山開き神事(開山祭)はどこで行われますか?見学できますか?

吉田ルートの開山祭は北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)で毎年7月1日の早朝(午前0時〜未明)に執り行われます。富士宮ルートの開山祭は富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)で7月10日前後に行われます。どちらも一般参拝者が見学できます。ただし開山祭は深夜〜未明開始のため、前日から現地に宿泊する計画が必要です。

富士山の閉山(山じまい)はいつですか?

2024年の閉山日は全4ルートとも9月10日でした。閉山後は山小屋・仮設トイレ・安全施設がすべて撤収されます。緊急時の救助も困難になるため、閉山後の登山は絶対に避けてください。2025年の閉山日も例年同様9月上旬〜中旬になる見込みですが、公式発表をご確認ください。

閉山期間中(オフシーズン)に富士山に登ることはできますか?

公式には禁止または強く自粛が求められています。2024年からは吉田ルートに登山ゲートが設置され、閉山後の入山が物理的にも制限されています。閉山期間中は山小屋・トイレ・安全施設がなく、悪天候・落石・凍結リスクも高まります。五合目への観光アクセス(スバルライン)は冬期閉鎖前であれば可能ですが、五合目から上への登山は自粛してください。

山開き直後の登山は初心者でもおすすめですか?

初心者には少し難度が高い時期です。7月初旬は気温が低く、残雪・霜・強風のリスクがあり、装備の要件が8月よりも厳しくなります。初心者が開山直後に登る場合は、必ずガイド付き登山ツアーを利用してください。ガイドが適切な装備・ペース・緊急時対応を一括してサポートしてくれます。単独・無装備での開山直後の登山はリスクが高いため避けてください。

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